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病変部位を突き止めるには
神経局在診断の良書

2013/10/16
田中和豊

 前回は神経学的診察手技の良書3冊を紹介した。これらの書籍で神経学的診察手技はどのようにとるのかがわかるようになる。しかし、これだけではまだこの神経疾患の原因部位はここだという神経局在診断はできるようにはならない。この神経局在診断ができるようになるためには、神経学的診察手技を修得してから、さらなるトレーニングが必要である。今回はこの神経局在診断の良書を紹介する。

 この神経局在診断だけについての書籍はほとんどないが、その中で非神経内科専門医のためのうってつけの教科書は、黒田康夫著『神経内科ケース・スタディー 病変部位決定の仕方』新興医学出版社、2000(分類:教科書:評価:★★★、推奨時期:医学生~)である。

著者プロフィール

田中和豊(福岡県済生会福岡総合病院 総合診療部主任部長・臨床教育部部長)●たなか かずとよ氏。慶應大理工学部を卒業後、医師を目指す。94年筑波大医学専門学群卒業。横須賀米海軍病院、聖路加国際病院、アルバートアインシュタイン医科大、ベス・イスラエル病院などを経て、2012年より現職。

連載の紹介

医学書ソムリエ
良い医学書は良い海図のように、臨床の大海原の航海を確実に楽にしてくれるもの。しかし、数多く出版される医学書のどれを読んだらよいのでしょうか。本連載では、筆者の田中和豊氏が、忙しいあなたの代わりに様々な医学書に目を通し、「これは良い」と思ったものだけを紹介します。

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