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裸の王様とならないために
コミュニケーションの良書3冊

2012/10/22
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 前回は「問診の良書」を紹介した。その時に、「我々は、『日常診療で患者が訴えている症状がどのような意味であるかを明らかにして、正確に理解する』ための一つひとつの作業を怠って、ついつい安易な検査に逃げてしまっているのである」と述べた。ここでいう「正確に理解するための一つひとつの作業」とは、すなわち「コミュニケーション」である。ということは、言い換えれば、「我々医師はコミュニケーション能力が乏しい」ということになるのではなかろうか?

著者プロフィール

田中和豊(福岡県済生会福岡総合病院 総合診療部主任部長・臨床教育部部長)●たなか かずとよ氏。慶應大理工学部を卒業後、医師を目指す。94年筑波大医学専門学群卒業。横須賀米海軍病院、聖路加国際病院、アルバートアインシュタイン医科大、ベス・イスラエル病院などを経て、2012年より現職。

連載の紹介

医学書ソムリエ
良い医学書は良い海図のように、臨床の大海原の航海を確実に楽にしてくれるもの。しかし、数多く出版される医学書のどれを読んだらよいのでしょうか。本連載では、筆者の田中和豊氏が、忙しいあなたの代わりに様々な医学書に目を通し、「これは良い」と思ったものだけを紹介します。

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