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第1回
海外で新しいことを学んでみたい医療者へ

2013/10/09
佐竹晃太

はじめに


 皆様、はじめまして。佐竹晃太と申します。私はもともと都内の医療機関に内科医として勤務していましたが、2012年から今年の夏までは中国の上海にあるChina Europe International Business School (通称 CEIBS シーブス)にてMBA取得のために留学をし、現在は米国のJohns Hopkins Bloomberg School of Public HealthのMPH programに進学しています。

 海外に留学をしてから、友人や知人の医療従事者から「自分も海外大学院留学に興味があるのだけど、留学生活は実際どうなの?留学するにはどうしたらいいの?」という相談をよく受けるようになりました。臨床留学や研究留学と比べると海外大学院留学に興味がある人は多くないと最近までは思っていたので、頻繁にそういう相談をいただいたことは少し意外でした。

 さらに先日、それまで留学に興味がなさそうに(少なくとも自分には)見えた人からも相談を受けたことがきっかけで、ひょっとしたら医療者の中で海外大学院留学に興味がある人は結構いるのかもしれないと思うようになりました。

 そこでこの連載では、海外大学院留学(特にMBA programとMPH program)に興味がある方々に向けて、留学までのプロセスや私の体験から得たものをみなさんにお伝えしたいと思います。

 海外大学院留学を勝ち取るまでのプロセスは、決して簡単なものではありません。私も思い返せば、留学を思い立った研修医時代から、何度か挫折しそうになりながら、実際に留学するまでにかなりの年月を費やしました。実は私は、もともと英語が得意だったわけではありません。ただ、そんな私が海外学院留学を勝ち取ることができた体験をお伝えすることで、興味があるけど動き出せないでいる医療者が一歩を踏み出すきっかけになれば、僕にとっては最高の喜びです。

 以下に海外大学院留学に一般的に必要なものをリストアップしてみました。

著者プロフィール

佐竹晃太(米国ジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生大学院MPHプログラム)●さたけ こうた氏。2007年慶應義塾大学卒。北見赤十字病院での初期研修を経て、日本赤十字社医療センターで呼吸器内科医として勤務。2012年、中国中欧国際工商学院MBAプログラムに入学。2013年6月より現職。

連載の紹介

海外大学院留学マニュアル
医師としてのバックグラウンドを持ちながら、中国・上海にてMBAを取得し、現在は米国にて公衆衛生学修士(MPH)プログラムを学んでいる筆者。自らの経験を踏まえ、MBAやMPHを取得する大学院留学に興味がある医療従事者に、具体的なプロセスをお伝えします。

この連載のバックナンバー

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