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内科の入院時プレゼンテーション(1)
Chief Complaint,Opening Statement

2012/05/14

 米国への臨床留学を目指している医学生にとって、米国の病院でチームの一員として臨床実習を経験することは、留学実現に向けた大切なステップだと、「臨床留学への道」で書きました。自分が本当に留学をしたいのかを考える良い材料になるだけでなく、多数の応募者が集まる米国のレジデンシー・プログラムの選考において、米国での臨床経験の有無は「分かりやすい指標」になるからです。

 医学生として米国での臨床実習に参加する場合、どの科でも必ず行うことになるのが、英語での問診・身体診察、そして症例のオーラル・プレゼンテーションです。この中でも特に、症例プレゼンテーションの出来具合が、実習に訪れる医学生への評価を大きく左右すると言ってもいいと思います。私はレジデントとして、多くの米国の医学生と一緒に働いてきましたが、症例プレゼンテーションにははっきりと、患者さんや疾患に関する知識・理解度の違いが表れます。

 病棟での症例プレゼンテーションには、ある程度、決まった「型」があるので、米国での臨床実習を考えている医学生の方は、それを覚えて事前に何回も練習しておくことをお薦めします。この記事では、その「型」と英語での表現について、プレゼンテーションの動画の例を見ながら説明していきます。

 動画は、筆者の同僚でミネソタ大学内科レジデント2年目のMorgan Groth氏の協力を得て撮影したものです。

著者プロフィール

安川康介(米国ミネソタ大学病院内科レジデント)●やすかわ こうすけ氏。2007年慶應義塾大学卒業。日本赤十字社医療センターでの初期研修終了後、09年6月より現職。プレゼンテーションはミネソタ大学内科レジデント2年目のMorgan Groth氏(写真)が担当。

連載の紹介

動画で見る英語症例プレゼンテーション
米国の病院での症例プレゼンテーションには一定の「型」があります。米国での臨床実習を考えている方は、事前に覚えて繰り返し練習することをおすすめします。この記事ではその「型」と英語での表現について、動画の例を見ながら説明していきます。

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