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Dr.西野の「良医となるための道標」

病気は患者さんの顔で覚える

2014/12/01
西野徳之(総合南東北病院消化器センター長)
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 教科書を読んで疾患の概念は理解している。でも本物の疾患は紙の上にあるのではなく、人が抱えているものなのさ。同じ胃潰瘍を持った患者でも十人十色。ピロリ菌の感染による方もいれば、残業続きの働きすぎでストレスを抱えている方もいる。ステロイドの長期服用や非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)や抗凝固薬の服用による副作用と考えざるを得ない方々もいる。

著者プロフィール

西野徳之(総合南東北病院〔福島県郡山市〕消化器センター長)●にしの・のりゆき氏。1987年自治医科大学卒。旭川医科大学第三内科、利尻島国保中央病院院長、市立根室病院内科医長などを経て2000年10月より現職。

連載の紹介

Dr.西野の「良医となるための道標」
今の臨床研修カリキュラムに足りないもの。それは医師としての心構えや倫理観、患者との接し方を学ぶことではないか? 研修医指導に情熱を傾けてきた著者が、「医師としてのあるべき姿」を熱く語りかける、『良医となるための100の道標』(日経BP)。その一部をご紹介します。
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 「患者を診るということは、家族とともに、患者の心とも向き合うこと。その不安、焦燥、葛藤、そして悲しみを共有することなのだ。その心を受けとめることが君にはできるかい?」  医療という大海原に飛び込んだ研修医に、親として、兄として、友として、本音で語りかける、良医となるための「100の金言集」。(西野徳之著、日経BP社、2800円税別)

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