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Dr.大竹のおすすめBizスキル

書類作成がはかどる…かもしれない
自分好みのボールペンを探してみよう

2014/08/07
大竹真一郎(中野サンブライトクリニック院長)

 仕事で使う道具にこだわりを持つことは、プロとして当然です。外科医の中には手術道具にこだわって、自分の使いやすいものを自作したりカスタマイズをしている人もいます。

 私のような内科開業医や研修医の皆さんにとって一番よく使う道具といえば文房具。その中でも特に筆記用具ですね。パソコンが普及した現在でも医師の仕事には“紙に何かを書く”という作業が非常に多いのです。今回は仕事の道具としてこだわってほしいボールペンのお話です。

 医師にとっての文房具といえば、製薬会社からもらえるノベルティや病院に置いているもの。「文房具なんか買ったことがない」という人も少なくないと思います。

 私も以前はそうで、ボールペンでも筆圧を強くしないと書けなかったり、紙に引っかかってしまって使いにくいものがあれば、滑らかで書きやすいものもあるんだなという程度の認識でした。非常に書きやすいボールペンがたまにあると、そればかりを使うようになりますが、製品名などを気にしたことはありませんでした。

 そんな私も他業種のビジネスパーソンと交流するようになった頃から、仕事で使うものにこだわることの重要性に気づき、文房具に興味を持つようになったのです。書きやすいボールペンを使うと、以前ならストレスを感じながらやっていた書類作成もスムーズにできるようになるし、書くことにストレスがない分、文章を書きながら良いアイデアが次々と浮かんでくるようになったのです。

 「手仕事の道具に無頓着であってはならない。特定の紙、ペン、インクに、うるさいほどこだわるのは有益である。贅沢をせよというのではないが、こうした用具が豊富にそろっていることは不可欠だ」。ドイツの哲学者であり批評家のヴァルター・ベンヤミンもこう言っています。

インクと太さで使い分ける
 ボールペンのインクの種類には、早く乾きやすい油性インク、滑らかな書き味の水性インク、油性と水性の良さを併せ持つエマルジョンインクなど。それぞれに一長一短があります。

著者プロフィール

大竹真一郎●おおたけ しんいちろう氏。1998年神戸大卒。同大第3内科に入局後、関連病院に勤務。2007年からは医局を離れ、菊名記念病院、けいゆう病院、中野サンブライトクリニックで勤務。

連載の紹介

Dr.大竹のおすすめBizスキル
「ビジネスの世界では当然とされているノウハウやスキルを取り入れれば、医師ももっと効率的に仕事ができる」—。医療以外の職種にも幅広い人脈を持つ大竹氏が、多忙な医師生活に役立つビジネススキルや思考法を紹介します。

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