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Dr.大竹のおすすめBizスキル

成功者の多くが人生のある時点で目標を変えている

2013/09/17
大竹真一郎(中野サンブライトクリニック院長)

 皆さんは人生において明確な目標を持っていますか?

 ビジネスパーソンがよく読んでいる自己啓発書では、「目標をきっちり決めること、そしてその目標を達成するために紙に書いておくこと」が勧められています。ゴールを決めないことにはどこに向かって歩いていけばいいのかが分からない、目標を決めてそれに向かっていくことが成功への道である。また、目標を紙に書きとめ、日常的に視界に入る状態にしておくと、その目標を常に意識することができるので、知らず知らずのうちに目標に近づいていくのだ、と説明されています。

 私自身も、数年前に、実現したい目標を紙に書きました。その目標とは、「本を出版する」「テレビ番組にレギュラー出演する」「都内に家を買う」――というものでしたが、確かに、気づいた時には達成できていました。

 ただし、このような短期目標を立てることの有効性は実感するのですが、長期的な目標を立てることはあまり有効ではないと思うのです。

 「将来どのような医師になりたいか?」、「将来どんな仕事をしたいのか?」、また究極的には「どんな人間になりたいのか?」――。

 そういった問いに対して、長期目標を立てて実際にイメージすることは難しいことですし、その目標が本当に自分にとって良いいのかどうかも分かりません。

 私も含めてですが、学生時代や研修医時代に持っていた将来のイメージ通りの生活をしている医師は、ほとんどいないのではないかと思います。

著者プロフィール

大竹真一郎●おおたけ しんいちろう氏。1998年神戸大卒。同大第3内科に入局後、関連病院に勤務。2007年からは医局を離れ、菊名記念病院、けいゆう病院、中野サンブライトクリニックで勤務。

連載の紹介

Dr.大竹のおすすめBizスキル
「ビジネスの世界では当然とされているノウハウやスキルを取り入れれば、医師ももっと効率的に仕事ができる」—。医療以外の職種にも幅広い人脈を持つ大竹氏が、多忙な医師生活に役立つビジネススキルや思考法を紹介します。

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