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第6回
実戦でコツをつかめ!その2

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 鑑別診断では必ずしも病名を当てることだけが重要なわけではありません。忙しい外来の中で、まずは緊急性のある疾患かどうかを判断すること、もし緊急性がなければコモンディジーズの典型かどうか判断すること。そしてそのどちらでもなければ、待てるかどうかの判断をすることが重要です。たとえ診断に行き着かなくても、このシリーズを学ばれると、だいたいどんな病態かおおよその推理は立てられ、緊急性を要するのかそうでないのか、くらいまでは想像がつくようになるでしょう。今回は練習問題の2回目です。ぜひトライしてみてください!

著者プロフィール

前野哲博(まえの てつひろ)
筑波大学附属病院総合臨床教育センター総合診療科1991年筑波大学卒業。河北総合病院で研修後、筑波大学総合医コースレジデント、川崎医科大学総合診療部、筑波メディカルセンター病院総合診療科等を経て2000年より筑波大学講師、2009年より現職。臨床教育のコーディネートを行うとともに、総合診療科において診療および学生・レジデントの指導を行っている。 日本内科学会総合内科専門医・指導医、日本プライマリ・ケア連合学会家庭医療専門医・指導医、日本プライマリ・ケア連合学会副理事長。

連載の紹介

みんなの症候診断
症候診断において最も重要な「病歴」。しかし、症例は教科書どおりのものばかりではありません。患者さんも診断に必要な情報を順序立てて話してはくれません。さまざまな情報から必要なものを選び出し頭の中で鑑別診断リストを作り、効率的な質問を投げかけながら診断を絞り込んでいかなければなりません。この番組では前野先生が、研修医と一緒に思考ロジックをたどります。

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