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私たちの流儀

【第33回】宮本俊明(日本製鉄株式会社東日本製鉄所統括産業医・同君津地区総括産業医)
コロナ禍に存在感を増す産業医 その真髄は労使双方の発展と幸せの実現

2021/10/08

 コロナ禍の中、産業医の存在感が増している。日本製鉄株式会社東日本製鉄所君津地区で総括産業医を務める宮本俊明(みやもと・としあき)医師は、卒後すぐに新日本製鐵(現・日本製鉄)に入社。臨床研修後、同社君津製鐵所(現・東日本製鉄所君津地区)の産業医として着任以来、職場巡視の体系化を手がけ、精神科医と産業医の連携、また治療と就労の両立を支援する活動にも早くから取り組み、さらに2002年には過重労働対策に人事部門を巻き込み会社としての対応に高めていくなど、産業医業務を企業の必須活動として再構築してきた。職域のCOVID-19対応などでますます多忙な宮本氏に、あらためて産業医の果たす役割について尋ねてみた。
※感染予防対策をとって2021年3月9日に取材実施。所属・役職は取材当時のものです(撮影時のみマスクを外していただきました)

1964年生まれ。産業医科大学卒業。卒後すぐに新日本製鐵(現・日本製鉄)に入社。千葉労災病院での臨床研修を経て93年7月から同社専属産業医として君津製鐵所に着任し、現在に至る。化学物質やストレスや作業環境・作業方法など有害要因による健康障害の防止に造詣が深い。2005年に土屋健三郎記念産業医学推進賞、07年に日本産業衛生学会奨励賞、13年に中央労働災害防止協会の緑十字賞をそれぞれ受賞。日本産業衛生学会理事。産業医科大学産業衛生教授、千葉大学医学部・東京医科歯科大学医学部・帝京大学大学院で非常勤講師。労働衛生コンサルタント。医学博士。

著者プロフィール

成島香里(なるしま・かおり)上智大学社会福祉学科卒業。山梨日日新聞社、保健同人社を経て、現在は、医療・健康を中心に取材するフリーライター。東京理科大学非常勤講師。 ※本連載は総合メディカル「DtoDコンシェルジュ」からの転載です。

連載の紹介

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時代を見据え、転機をつかんだ先輩医師。その背景にある人柄や思いを浮き彫りにしつつ、若い勤務医や医学生の皆さんへのエールをお伝えします。

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