「平成」最後の夏、豪雨、台風、地震と、日本列島は、大規模な自然災害に立て続けに見舞われた。その23年前の平成7年1月17日午前5時46分。阪神・淡路大震災の発災時に、兵庫県立淡路病院(現・県立淡路医療センター)で当直をしていた内科医の水谷和郎(みずたに・かずお)医師は、被災地の医師として戸惑いながら手探りでおこなった災害医療の体験を医療者らに伝えるため、今も各地に出向いては地道に講演活動を続けている。

医療現場の貴重な映像と証言を用い、阪神・淡路大震災の体験を語り継ぐの画像