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私たちの流儀

【第18回】斉藤 祐子(国立精神・神経医療研究センター病院 臨床検査部臨床検査科 医長)
神経病理医としてブレインバンク活動に打ち込む

2018/06/06

 国立精神・神経医療研究センターが、献脳生前同意登録による「神経疾患ブレインバンク」の運用を始めて、今秋で11年になる。ドナー登録者は、10年の歳月を経て、250人を超えるまでになった。このバンクを担当しているのは、同センター病院臨床検査科医長で神経病理医の斉藤祐子(さいとう・ゆうこ)医師。一昨年春に誕生した、国内に点在するバンクを結ぶ「日本ブレインバンクネット」のとりまとめ役も務める。生前同意に基づくブレインバンクの必要性、そして、日本ブレインバンクネット発足の目的、さらには、神経病理の魅力などを、穏やかに語る言葉の一つひとつから、斉藤氏の仕事への情熱がひしひしと感じられた。


1992年東北大学医学部卒業。国立水戸病院内科で研修を行い、東京大学医学部附属病院神経内科、国立療養所下志津病院神経内科などを経て、2000年3月から1年間、米国ノースカロライナ大学チャペルヒル校に留学。帰国後、東京都老人総合研究所神経病理部門、東京都老人医療センター高齢者ブレインバンクを経て、10年4月から現職。医学博士。※所属・役職は取材当時(2018年2月)のものです。

著者プロフィール

成島香里(なるしま・かおり)上智大学社会福祉学科卒業。山梨日日新聞社、保健同人社を経て、現在は、医療・健康を中心に取材するフリーライター。東京理科大学非常勤講師。 ※本連載は総合メディカル「DtoDコンシェルジュ」からの転載です。

連載の紹介

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時代を見据え、転機をつかんだ先輩医師。その背景にある人柄や思いを浮き彫りにしつつ、若い勤務医や医学生の皆さんへのエールをお伝えします。

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