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私たちの流儀

【第16回】宗 未来(慶應義塾大学医学部 精神・神経科学教室 助教)
精神医療の現場でAIの応用に挑戦

2018/02/09

 人工知能(AI)が驚異的な勢いで進化し、人間の生活に影響をおよぼし始めている。医療への応用も現実的になりつつあるなか、慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室助教の宗未来(そう・みらい)医師は、「人工知能で、ヒトのこころは癒せるか?」という、とても興味深いテーマを掲げ研究に取り組んでいる。研究の中身は具体的にどういうものなのか。こころの癒しになぜAIを結びつけようと考えたのか。これまでの研究で何がわかってきたのか。宗氏に直接会って、そんな質問を向けながら会話を重ねていくと、精神医療の現場でAIの応用に挑戦しようとする気持ちの奥の方から、精神科医として、精神療法に薬物療法と同様の比重で力を注いでいる、熱い思いが伝わってきた。


1972年生まれ。旭川医科大学医学部医学科卒業。慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室研修医、国立病院機構東京医療センター精神科や国立病院機構久里浜医療センター精神科の医員、防衛医科大学校精神科学講座助教などを経て、2010年にロンドン大学キングスカレッジ精神医学研究所大学院へ留学。11年には英国認知行動療法家育成コース(IAPT)に参加、12~14年まで同研究所心理医学部客員研究員(同時期にロンドン大学衛生熱帯医学大学院にも在籍)。帰国後、国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センター客員研究員となり、15年から現職。 ※所属・役職は取材当時(2017年11月)のものです。

著者プロフィール

成島香里(なるしま・かおり)上智大学社会福祉学科卒業。山梨日日新聞社、保健同人社を経て、現在は、医療・健康を中心に取材するフリーライター。東京理科大学非常勤講師。 ※本連載は総合メディカル「DtoDコンシェルジュ」からの転載です。

連載の紹介

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時代を見据え、転機をつかんだ先輩医師。その背景にある人柄や思いを浮き彫りにしつつ、若い勤務医や医学生の皆さんへのエールをお伝えします。

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