2017年度を皮切りに、全国の小・中・高等学校で「がん教育」が本格的にスタートする。学校の教員が子どもたちに座学でがんを教えるだけでなく、がん専門医や学校医、開業医ら医師の登壇も大いに期待される、国を挙げての事業だ。そんななか、東京女子医科大学がんセンター長で化学療法・緩和ケア科教授の林和彦(はやし・かずひこ)医師は、4年ほど前から、学校での「がん教育」に取り組み、ついには、特別支援学校、中学校、高等学校の教員免許をそれぞれ取得し、各地で出張授業を続けている。そこまでしてなぜ、医師が「がん教育」に打ち込むのか――。その理由を聞くインタビューは、予想をはるかに超え2時間以上におよんだ。そして、見えてきたのは、林氏の揺らぐことのない、がん専門医としての信条だった。
私たちの流儀

【第14回】 林 和彦(東京女子医科大学がんセンター長、化学療法・緩和ケア科教授)
国を挙げて「がん教育」がスタートするなか、がん専門医が教員免許を取り出張授業を展開
2017/09/06
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著者プロフィール
成島香里(なるしま・かおり)上智大学社会福祉学科卒業。山梨日日新聞社、保健同人社を経て、現在は、医療・健康を中心に取材するフリーライター。東京理科大学非常勤講師。 ※本連載は総合メディカル「DtoDコンシェルジュ」からの転載です。

連載の紹介
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時代を見据え、転機をつかんだ先輩医師。その背景にある人柄や思いを浮き彫りにしつつ、若い勤務医や医学生の皆さんへのエールをお伝えします。
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