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私たちの流儀

〔第13回〕菅原 俊一(仙台厚生病院 副院長・呼吸器内科主任部長)
免疫チェックポイント阻害薬の副作用に多職種チームを立ち上げ、先手を打ちながら対応

2017/08/09

 新しいタイプの抗がん剤として登場した免疫チェックポイント阻害薬。国内で初めて承認された「オプジーボ(一般名ニボルマブ)」が、切除不能な進行・再発の非小細胞肺がんの患者に使えるようになった直後の2016年1月、仙台厚生病院では院内に「先端免疫療法チーム」を発足させ、その後、同院呼吸器内科でオプジーボの投与が始まった。従来の抗がん剤とは異なる副作用の出現に、多職種の力を結集して迅速に対処するためだ。チームを引っ張る呼吸器内科主任部長で副院長の菅原俊一(すがわら・しゅんいち)医師は、オプジーボをはじめ、それに続く新たな免疫チェックポイント阻害薬の治験参加も踏まえ、近隣の複数の医療機関に対しても副作用対応の協力を要請。できる限り治療効果の可能性が妨げられない体制を目指す。その一方で、現時点での肺がんの薬物療法の限界も直視しながら、日々、多くの患者と向き合っている。


著者プロフィール

成島香里(なるしま・かおり)上智大学社会福祉学科卒業。山梨日日新聞社、保健同人社を経て、現在は、医療・健康を中心に取材するフリーライター。東京理科大学非常勤講師。 ※本連載は総合メディカル「DtoDコンシェルジュ」からの転載です。

連載の紹介

私たちの流儀
時代を見据え、転機をつかんだ先輩医師。その背景にある人柄や思いを浮き彫りにしつつ、若い勤務医や医学生の皆さんへのエールをお伝えします。

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