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私たちの流儀

【第8回】武永 賢(中井駅前クリニック 院長)
合法難民としてベトナムから来日し日本人医師に
自身のあらゆる経験を糧に、患者の不安を和らげる診療を貫く

2016/07/15

1965年南ベトナム・サイゴン生まれ。82年に合法難民として来日。84年神奈川県立相武台高校、88年杏林大学医学部に入学。94年医師国家試験に合格、帰化して日本名を取得。杏林大学病院救命救急センター、琉球大学病院救急部などを経て、2003年に中井駅前クリニックの常勤医となり、06年から現職。(所属・役職は取材当時(2016年4月)のものです)

 1994年、ベトナム難民として来日していた一人の青年が医師となり、日本国籍も取得した。彼の名前は「ヴー・ダン・コイ」。日本名を「武永賢(たけなが・けん)」という。今、武永氏は、東京・新宿にあるクリニックの院長として、それまでの大学病院での救命救急医の経験を生かし、外国人患者も多く受け入れる。政変による迫害や差別から逃れるため、祖国ベトナムを捨てざるを得なかった。若くして自らに降りかかった危機を、武永氏は日本人医師となることで克服してきた。

著者プロフィール

成島香里(なるしま・かおり)上智大学社会福祉学科卒業。山梨日日新聞社、保健同人社を経て、現在は、医療・健康を中心に取材するフリーライター。東京理科大学非常勤講師。 ※本連載は総合メディカル「DtoDコンシェルジュ」からの転載です。

連載の紹介

私たちの流儀
時代を見据え、転機をつかんだ先輩医師。その背景にある人柄や思いを浮き彫りにしつつ、若い勤務医や医学生の皆さんへのエールをお伝えします。

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