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私たちの流儀

【第7回】岩瀬 博太郎(千葉大学大学院法医学教室教授・法病理医)
法医学は国を癒やすための医学
死因究明に日々取り組み、後進の育成に心血を注ぐ

2016/05/11

1967年生まれ。東京大学医学部卒業。同大法医学教室を経て、2003年より現職。14年からは千葉大学附属法医学教育研究センターの初代センター長も務める。同年から東京大学大学院法医学教室の教授も兼務し、同センターとの連携を図る。年間300体以上の解剖を行う。日本法医学会理事。(所属・役職は取材当時(2016年3月)のものです)

 医学生のころは、法医学者になろうなどと、考えもしていなかった。本音を言うと、今でも、自分の仕事を辞めたいと思う時がある。千葉大学大学院法医学教室の岩瀬博太郎(いわせ・ひろたろう)教授。日々、人の死と向き合い、解剖や検査を通して死因究明に取り組む。同時に、日本の死因究明制度改革の必要性を訴え、その一つの意志表示といえる、千葉大学が法医学教室を軸に開設した、法医学教育研究センターのセンター長も務める。制度改革がなかなか進まない現状をとてもはがゆく感じ、危惧しつつも、後進の育成に心血を注いでいる法医学者だ。

著者プロフィール

成島香里(なるしま・かおり)上智大学社会福祉学科卒業。山梨日日新聞社、保健同人社を経て、現在は、医療・健康を中心に取材するフリーライター。東京理科大学非常勤講師。 ※本連載は総合メディカル「DtoDコンシェルジュ」からの転載です。

連載の紹介

私たちの流儀
時代を見据え、転機をつかんだ先輩医師。その背景にある人柄や思いを浮き彫りにしつつ、若い勤務医や医学生の皆さんへのエールをお伝えします。

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