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~感情の言語化を新研修医に学ぶ~
キャリアにおけるサクセスとハピネスの違い

2018/04/10
鈴木 裕介(ハイズ)
キャリアにおけるサクセスとハピネスの違いの画像

 先日、twitterの世界で活躍する新研修医たちと話す機会がありました。彼らはtwitterというゆるいつながりの言論空間でのやりとりを得意としているだけあり、とても考え方が柔軟で、「新しい知性ってこういうところからやってくるんだな~」という印象を受けました。

 彼らと話していて特に感じたのは、上の世代のドクターたちとの「幸福観」の違いでした。

 心理学者M.セリグマンのポジティブ心理学を、日本の労働環境の視点から読み解いた尾原和啓氏は『モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書』(幻冬舎、2017年)という本でこう説いています。

 セリグマンによれば、人間の欲望というのは (1)達成、(2)快楽、(3)意味合い、(4)良好な人間関係、(5)没頭――の5つからなります。年長世代は前の2つ、「達成」「快楽」を強く欲する傾向にあり、今の若い世代は後の3つ、「意味合い」「良好な人間関係」「没頭」を重視する傾向にあるというのです。

著者プロフィール

鈴木裕介(ハイズ社)●すずき ゆうすけ氏。2008年高知大卒。一般内科診療やへき地医療に携わる傍ら、高知県庁内の地域医療支援機構にて広報や医師リクルート戦略、 医療者のメンタルヘルス支援などに従事。16年に国家資格キャリアコンサルティング技能士2級を取得。15年より現職。

連載の紹介

鈴木裕介の「キャリア迷子」に捧げる処方箋
昔に比べて価値観やキャリアが多様化し、「働き方」に悩む機会が増えてきました。医師でありながらこれまで1000件以上のキャリア相談を受けてきた鈴木裕介氏が、進むべき道を見失った「キャリア迷子」たちに送る「愛の処方箋」。様々なキャリア理論と実践に基づき、優しくレクチャーします。

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