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叱られてもやめられない、往診のひそかな楽しみ

2021/12/17
織田うさこ

 この仕事をしていると、本当にいろんな人がいるのだなということに気付かされます。

 医者になる前は、医者というのは感謝される仕事だと思っていましたが、必ずしもそうではないことも知りました。特に往診。せっかくおうちに行ったけれど怒られる、ということは珍しくありません。

 到着時刻を「何時から何時の間に伺います」と、ある程度幅を持たせて事前にお伝えしているのですが、それでも、前の人の診察や処置が長引いたり、道路が混んでいたりすると、遅れることもあります。「遅くなって申し訳ありません」と謝ると、大抵の人は「大丈夫ですよ」と返してくれるのですが、中には、あからさまに不快感を示してくる人もいます。

著者プロフィール

織田うさこ(皮膚科医・内科医)●市中病院での初期研修修了後、皮膚科医として勤務していたが、必要に迫られて、内科も勉強しながら従事している。家庭医として地域医療に貢献。何事にも必死になりすぎるタイプ。

連載の紹介

うさコメント!
2007年、小西真奈美さん主演で放映されたドラマ「きらきら研修医」のモデルとなった織田うさこ氏が、身の回りの医師について、患者との関わりについて、医療現場で起こるさまざまな出来事について、独自の視点で語ります。

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