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外来は「効率」と「丁寧」のはざまで

2021/09/17
織田うさこ

 メディアでは毎日、コロナ関連のニュースが報道されていますが、医療関係者の私たちはまさにその渦中にいて、毎日大忙しです。ワクチン接種業務、発熱外来に加え、最近は、医師会からの連絡で、みんなで協力してコロナ患者さんの往診をしましょうという動きもあります。

 私は常々、医療関係者に悪い人はいないと思っているのですが、最近、一層そう思うようになりました。最前線の人も、最前線ではない人も、みんな、目の前にいる患者さんを助けることに全力です。

 そんな中、先日、国から医療機関への協力要請が出されました。不急の手術の延期などを視野に入れた上で、宿泊療養施設への人材派遣、コロナ患者さんの往診、ワクチン接種などから、いずれか1つをしてください、という内容です。

 しかし、何を今更、といったところでしょう。こんなこと、今更国から言われなくても、みんなとっくにしています。どの医療機関も感染予防、治療に全力を尽くしていますし、身を粉にしてみんな戦っています。

著者プロフィール

織田うさこ(皮膚科医・内科医)●市中病院での初期研修修了後、皮膚科医として勤務していたが、必要に迫られて、内科も勉強しながら従事している。家庭医として地域医療に貢献。何事にも必死になりすぎるタイプ。

連載の紹介

うさコメント!
2007年、小西真奈美さん主演で放映されたドラマ「きらきら研修医」のモデルとなった織田うさこ氏が、身の回りの医師について、患者との関わりについて、医療現場で起こるさまざまな出来事について、独自の視点で語ります。

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