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 医師という仕事をしていると、死を身近に感じることが多いと思います。誰にでも、いつかは必ず死が訪れる。普段は“死”なんてそうそう意識しなくても、亡くなっていく人たちを見ていると、いつか自分も死ぬ、どんな風に死ぬのだろう、と考えることがよくあります。

 ある日の昼下がり。
 仲良しの友達4人で、ケーキのおいしいお店に行きました。ケーキはもちろんですが、久々に会ってお互いの近況を語り合うのを、皆、楽しみにしていました。
 4人のうち、1人は看護師、1人(わたし)は医師、あとの2人は会社員です。

 ひとしきりしゃべって会話が途切れた時、カオリ(会社員)がわたしに向かって言いました。
「ねえ、カンセン性?カンケツ性?……肺炎って、知ってる?」

著者プロフィール

織田うさこ(皮膚科医・内科医)●市中病院での初期研修修了後、皮膚科医として勤務していたが、必要に迫られて、内科も勉強しながら従事している。家庭医として地域医療に貢献。何事にも必死になりすぎるタイプ。

連載の紹介

うさコメント!
2007年、小西真奈美さん主演で放映されたドラマ「きらきら研修医」のモデルとなった織田うさこ氏が、身の回りの医師について、患者との関わりについて、医療現場で起こるさまざまな出来事について、独自の視点で語ります。

この連載のバックナンバー

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