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看護師に問題視される医師

2017/05/29
織田うさこ

 職場の看護師さんが辞めることになりました。A先生との折り合いがどうしても悪かったのが原因と看護師長が教えてくれました。老齢の男性医師A先生を、看護師長は「気難しいところがあるでしょ。患者さんにあんまり説明しないし、ぶっきらぼうだし」と話します。

 悪い先生ではないと私は思いますが、確かにちょっととっつきにくそうな感じはあります。
「横柄だしね。付き合い方が難しいというか、コツがいるの。私たちはもう慣れてるから大丈夫だけど、彼女はどうしても受け入れられなかったみたい」
「そうなんですか……」
「そうよー。何でもかんでも病名を肺炎にしちゃうから大変なのよ。この間も、明らかにインフルエンザなのに、肺炎にしちゃうから、フォローに苦労したの……」

 看護師さんたちの影の努力を、当のA先生は全く気づいていないようで、そこがまたやりにくいところだそうです。

著者プロフィール

織田うさこ(皮膚科医・内科医)●市中病院での初期研修修了後、皮膚科医として勤務していたが、必要に迫られて、内科も勉強しながら従事している。家庭医として地域医療に貢献。何事にも必死になりすぎるタイプ。

連載の紹介

うさコメント!
2007年、小西真奈美さん主演で放映されたドラマ「きらきら研修医」のモデルとなった織田うさこ氏が、身の回りの医師について、患者との関わりについて、医療現場で起こるさまざまな出来事について、独自の視点で語ります。

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