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 日本人の医学生が、僕らのラボを見学にやってきた。ネクタイを締め、礼儀正しく、6年生なのに既に僕よりよっぽど医者っぽい。

 こういう若い医学生を見ると、僕も学生時代に、無理をしてでも海外へ行っておけばよかったなと思う。僕は医者になってから初めて海外に出たが、コネを作り、推薦状をもらい、なんとかアメリカに潜り込んで生活を一から立ち上げるには、相当なエネルギーを要する。いずれ海外へ出るなら、学生のうちに経験しておけば、きっと役に立ったに違いない。

 だからといって、出遅れただけですべてをあきらめる必要はない。周りがどうあろうと、思い立った時から挑戦を始めればいい。アメリカの人達を見ていると、特にそう感じる。

著者プロフィール

田村正明(産婦人科医・ブロガー)●たむら まさあき氏。2002年日本大学医学部卒。同大産婦人科などを経て、10年10月から2年間、米アルバート・アインシュタイン医大に留学。「毒舌ドクター Bermuda」としてブログも執筆。

連載の紹介

走れ! ギネ男子
産婦人科医で「ジャパンブログアワード2008」の受賞者でもある田村正明氏が、産科医療にまつわる赤裸々なエピソードや身の回りの出来事をユーモアたっぷりに綴ります。
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