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「看護師さんと仲良くやろう」講座!(3)トラブルシューティング編

2016/04/28
鈴木瞬(豊後荘病院精神科/SNC産業医事務所代表)

 3週連続企画も最終回となりました。前々回の入門編前回の実践編を読んでない人はまず読んで下さいね!

 さあ、これまで偉そうにつらつらと書いてきましたが、かくいう私も悲しいかな、日々バトルしながら、そして今日もバトルしつつ人間関係を学んでいるのです。最終回は、トラブル・シューティング編です。残念ながら、解剖生理を理解し、適切な初期対応を行っても、物事に「急変」は起こり得るんですね。

 今回は、今日から使えるトラブルシューティングの3Sを覚えてください! その3Sとは、「謝罪」「師長」「損得感情」です!

(1)謝罪――小トラブル対応の基本「先に謝る!」
 そもそも、人間関係のトラブルは10:0でどちらかだけが悪いというケースはほとんどありません。喧嘩両成敗よろしく、5:5、6:4、7:3というケースがほとんどです。

 しかも、人間って自分には甘いですから、大抵、「7:3で相手が悪い!」って思うじゃないですか。そういうときは大体五分五分です。

 「いや、お互い様っすよ? まあ、半々っすかね」って思ってるときは、もう3:7で自分に非がある可能性濃厚です。さあ、謝罪しましょう!

 幼稚園のときも、ケンカしたら、先生に「2人とも、ごめんねっていおうね!」って言われましたよね? そして、先に言ったほうが褒められましたよね! さあ、○○ちゃん、先にごめんね、いえるかな?(○○にはあなたの下の名前を入れましょう)

 え?「それでも、それでも、どうしてもあいつには謝りたくない」って? う~ん、せんせい、こまったなあ(苦笑)

 じゃあ、○○ちゃん、そういうときは夜空に向かって、「これも患者さんのため、医学の発展のためなんだ…。やむを得ない……」ってつぶやいてみようよ!

著者プロフィール

鈴木瞬(SNCメンタルヘルス・産業医事務所代表)●すずき しゅん氏。2009年高知大卒、筑波大院修了。博士(医学)。産業医大で研修後、筑波大産業精神医学に入局。首都圏での精神科診療や産業医実務を経て、2014年より現職。悩める若手医師のカリスマとして講演&相談実績多数。

連載の紹介

研修医のための人生ライフ向上塾!
ストレスにさらされながらも、しなやかに適応する術、「健康生成論」の実践を専門とする鈴木氏が、研修生活のライフハックから医師人生におけるストレスへのマネジメントについて、ときに学術的、ときに超主観的につづります。人生とライフって、もろ被りですね。

『研修医のための人生ライフ向上塾!』発売!

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 日本一ゆるい研修医のためのライフハック本、爆誕! ストレスマネジメントの専門家が、キャリアの疑問から医療職との人間関係、医師のバーンアウト問題までをぶった切る!

 ストレスにさらされながらも、しなやかに適応する術、「健康生成論」の実践を専門とする筆者が、初期研修生活のライフハックから医師人生におけるストレスへのマネジメントについて、ときに学術的、ときに超主観的につづります。

 書き下ろし補講コラムや特別対談2本を加えての書籍化です!(鈴木 瞬著、日経BP、2916円税込み)

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