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精神分析を考える(4)
「沈黙」を「豊かな時間」と捉え直す

2015/05/20

 精神分析の考え方を、日常臨床や日常生活に生かすための方法を紹介する第4回目です。

「沈黙」に戸惑わない
 病状説明の時、沈黙で気まずくなったこと、ありませんか。あるいは、日常生活でも、つい沈黙で気まずくなり、何か言わなきゃ…って思ったこと、ありませんか。こういう経験がない人は少ないと思いますが、もしいたとしたら、既に「沈黙」を手懐けている人なのだと思います。

 精神分析の1セッションは大体50分。そのうち30分以上、ずっとカウチに寝そべっているだけのクライアントがいるそうです。藤山直樹氏は、以前紹介した著書『精神分析という営み』の中で、

著者プロフィール

毎日せのびぃ●市中病院での初期研修後、出身大学病院を経て、再度初期研修病院に戻った精神科医の卵。外見や語り口は穏やかで気さくな好青年。だが、胸の内には数々の野望が渦巻いている。今はそれらを封印し、高みを目指して修行に励む日々。

連載の紹介

日々是たぶん好日ナリ
毎日せのびぃ”が臨床の狭間で繰り出すつぶやきログ。生活の大部分を占める医療ネタのほか、将来のこと、趣味のこと、世間話など、フリーハンドで書いていきます。

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