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結局、医師は雰囲気で勝負?

2015/04/15

 この春、友人Aの結婚式に呼ばれて遠方に行く機会がありました。せっかくの機会なので、大学時代の友人Bに会うため、途中下車して一泊してみました。「温故知新」という言葉が好きなせのびぃは、昔の友人としゃべることで原点に戻れるような気がして良かったです。

精神療法の基本に立ち返る
 先日、異動先の同期に勧められて、神田橋條治『対話精神療法の初心者への手引き』(山王出版、1997年)を読みました。すごく薄い「手引き」で30分くらいで読み終わったのですが、胸にグサッと刺さるような文章が多くて、「難しいことを簡単そうに伝えられるのが達人」というのはこういうことかと驚きました。

 一言でいうと、「肩肘張らずに“袖振り合うも多生の縁”という謙虚かつあたたかい気持ちを持って自然体で患者のことを考える」ということなのだと思います。これを読んで、肩の重荷がフッと下ろせた気がしました。

 あとがきにも示唆的なことが書いてありました。

著者プロフィール

毎日せのびぃ●市中病院での初期研修後、出身大学病院を経て、再度初期研修病院に戻った精神科医の卵。外見や語り口は穏やかで気さくな好青年。だが、胸の内には数々の野望が渦巻いている。今はそれらを封印し、高みを目指して修行に励む日々。

連載の紹介

日々是たぶん好日ナリ
毎日せのびぃ”が臨床の狭間で繰り出すつぶやきログ。生活の大部分を占める医療ネタのほか、将来のこと、趣味のこと、世間話など、フリーハンドで書いていきます。

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