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年末年始、目前に迫る魔の9連休!?

2013/12/25

 こんにちは。今日はクリスマスですね。読者のみなさまはいかがお過ごしでしょうか。今年最後のこのコラムでは、目前に迫った「魔の9連休」について考えてみたいと思います。

 忘年会シーズンになり、酔っぱらいの救急搬送が増えてきました。しかし、この寒い時期は、一見すると酔っ払って意識レベルが低下しただけという患者が実は脳出血していたとか、心筋梗塞or肺血栓塞栓症であったというような落とし穴にハマりやすい時期でもあります。発熱・頭痛で訪れる、いかにもインフルエンザっぽい髄膜炎患者もいるかもしれません。

 ただでさえ、だまそうと思っているとしか考えられないような非特異的主訴で受診する「ホンモノ」の患者さんが増える時期。今年はさらに逃げたくなるような9連休が待ち構えています。

 つまり、多くの病院が仕事収めとなる12月27日(金)から、暦の都合で1月6日(月)までが9連休となるのです…。救急の看板を下ろすわけにはいかないので、当院にも患者が殺到することが予想されます。

ただでさえハイリスクの金曜夜、さらに年末年始は…
 先日、当院に外部講師として招聘された、とある有名な大学教授が「ERにおいて、金曜日の夜勤帯と日曜日の日勤帯では、気合いの入れ方は違って然るべきである」と教えてくれました。

 まず、平日の日勤帯であれば、普段のかかりつけ病院に問い合わせて、救急患者の既往歴や昔の検査データなどを取り寄せることができますが、夜勤帯ではそれが不可能です。もし日曜日の日勤帯であれば、翌日の月曜日にフォローアップするという選択肢を取るのが容易ですが、金曜日の夜だと、3日後の再診になってしまいます。これはかなりのハイリスクであると言わざるを得ません。

著者プロフィール

毎日せのびぃ●市中病院での初期研修後、出身大学病院を経て、再度初期研修病院に戻った精神科医の卵。外見や語り口は穏やかで気さくな好青年。だが、胸の内には数々の野望が渦巻いている。今はそれらを封印し、高みを目指して修行に励む日々。

連載の紹介

日々是たぶん好日ナリ
毎日せのびぃ”が臨床の狭間で繰り出すつぶやきログ。生活の大部分を占める医療ネタのほか、将来のこと、趣味のこと、世間話など、フリーハンドで書いていきます。

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