長崎医療センターの指導医である永井友基氏や仲間の医師、その医師らが教える研修医たちを中心にリモートで定期開催されている「みんほす!(みんなで楽しくHospitalistになろう勉強会)」の模様をお届けします。テーマは感染症で、本レクチャーの対象は初期研修医です。記事末尾に本勉強会の紹介もしていますのでぜひ、最後までご覧ください。(Cadetto編集部)
前回は「適切に」抗菌薬を使うために、感染症は、背景、臓器、微生物、抗菌薬、経過観察の五角形で考えていくというお話をしました。
■感染症のみかた(その1)感染症患者の背景は3つの軸で考える
今回は臓器のポイントについて学んでいきたいと思います。
