お久しぶりです! ヘタレぴぃ子も、いよいよ研修2年目になりました。
ぴぃ子の病院では慣習として、研修1年生を「インターン」、
2年生を「(ファースト)レジデント」、
3年目以降を「シニア(レジデント)」、
上級医を「スタッフ」を呼んでおり、
階級(?)ごとに役割がしっかりと決められています。
他の病院では、1年目から少しずつ患者の担当をすることが多いと聞きますが、
ぴぃ子の病院では、病棟患者の担当医は2年目(「レジ」)です。
入院時の指示出し、検査決定とオーダー、家族への説明や連絡、退院や転院の
決定は、担当医であるレジが中心となって行い、シニアやスタッフが随時、
アドバイスやサポートをしています。
どの科でも、最低1日に1回はスタッフを加えたメンバーが患者全員を回診し、
各患者の状態把握と方針の確認をしています。
レジはスタッフ回診に備えて毎日朝6時過ぎから担当患者のプレ回診を行い、
状態把握や、新しい指示出しを行います。
そしてインターンはレジの補佐として、アドミッション(入院時の問診&診察)を
したり、採血・血培、スメア・薬の処方などを行っていて、患者を直接担当する
ことはほとんどありません。
循環器や呼吸器では、レジが2~3人おり、レジ1人当たりの患者数は
20~30人程度ですが、マイナー科では1人で40人担当することもあります。
そして、インターンは各科に1人しかいないため、レジが3人いる場合は
3人分の患者(約50~60人)をカバーすることになります。
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著者プロフィール
研修医ぴぃ子(某病院初期研修医)●国内の某研修病院で、研さんに明けくれる初期研修医2年目女子。どんなに忙しくとも、外界の様子をうかがうアンテナはぷるぷる回転中。

連載の紹介
研修医ぴぃ子がいく
怒濤の研修生活を満喫中の初期研修医ぴぃ子が、日々の修業の中でふと思ったこと、驚いたこと、役立ったこと、へこんだこと、などなどを、Cadetto.jp読者とシェアします。
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