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ナースキャップをかぶれ?

2011/11/08

 私が大学を卒業した1984年は、まだ女性医師が少ない時代でした。大学も女性の比率は1割程度で、同期がとても仲がよかったこともあって、学生時代はとても大事にされ、どちらかというとちやほやされていました。ところが、そのような恵まれた環境から医者になると、急に風当たりが強くなりました。

 研修医になってまだ間もない時の当直の日のこと。名物患者さんが入院していると聞き、どきどきしながら病棟の回診に向かったことを今も鮮明に覚えています。

著者プロフィール

大久保ゆかり(東京医大皮膚科学講座准教授)●おおくぼ ゆかり氏。1984年東京医科大学卒業。98年同大講師。2001年より米スタンフォード大へ留学。10年より、東京医科大学医師・医学生支援センター、センター長。

連載の紹介

女医20年生
母、妻、医師の3つの顔を使い分け、現在も大学准教授として臨床や後進の指導に従事する大久保ゆかり氏。先輩女性医師として、女性医師が一線で働き続けるためのメッセージを送ります。

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