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第5回
医学生のうちに米国式臨床実習を経験する

2019/12/06
田中 和豊
医学生のうちに米国式臨床実習を経験するの画像

 前回までに、アメリカ臨床留学には、基礎医学と英語のレベルアップが必要なことを述べたが、実はこれだけでも不十分である。実際のレジデンシーに入る前に、アメリカ流の臨床実習が絶対に必要だと考える。今回はこの臨床実習について述べる。

 臨床実習が必須な理由は、臨床留学が実地の研修だからである。アメリカの医学生は学生時代から病棟チームの一員となり、実際に看護師へオーダーを出したり、他の医師とコミュニケーションを取っている。だから、卒後1年目のインターン開始時にはスムーズに医師業務ができる。



著者プロフィール

田中和豊(福岡県済生会福岡総合病院 総合診療部主任部長・臨床教育部部長)●たなか かずとよ氏。慶應大理工学部を卒業後、医師を目指す。94年筑波大医学専門学群卒業。横須賀米海軍病院、聖路加国際病院、アルバートアインシュタイン医科大、ベス・イスラエル病院などを経て、2012年より現職。

連載の紹介

アメリカ臨床留学 今昔物語
Cadetto.jpの好評連載「医学書ソムリエ」でおなじみの田中和豊氏が、若手医師の頃に留学していたニューヨークの病院を19年ぶりに再訪しました。これを機に当時の留学事情やレジデンシープログラムを振り返りながら、米国の最近の医療事情も紹介します。

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