救急外来で当直中の出来事です。黄色のクリアファイルが、待ち患者ボックスに置かれました。当院では、医師の診察前にトリアージナースによるトリアージが行われます。色は普通のトリアージと同じで、緑→黄→赤の順で重症化していきます。胸痛やショックなどの赤色の患者はすぐさま初療室に担ぎ込まれるので、黄色の患者は、徒歩で来院した患者の中ではまあまあ重症な方です。クリアファイルには、患者の問診票が挟まっています。そこには、「30代男性 主訴:腹痛 下痢なし」と書かれていました。

救急診療で鑑別診断と同じくらい大切なことの画像