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救急診療で鑑別診断と同じくらい大切なこと

2019/01/18
守本陽一(公立豊岡病院初期研修医)
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 救急外来で当直中の出来事です。黄色のクリアファイルが、待ち患者ボックスに置かれました。当院では、医師の診察前にトリアージナースによるトリアージが行われます。色は普通のトリアージと同じで、緑→黄→赤の順で重症化していきます。胸痛やショックなどの赤色の患者はすぐさま初療室に担ぎ込まれるので、黄色の患者は、徒歩で来院した患者の中ではまあまあ重症な方です。クリアファイルには、患者の問診票が挟まっています。そこには、「30代男性 主訴:腹痛 下痢なし」と書かれていました。

著者プロフィール

守本陽一(もりもとよういち)●公立豊岡病院初期研修医。1993年生まれ。学生時代から地域診断やモバイル屋台de健康カフェなど、医療×まちづくりの活動を行う。現在も、初期研修の傍ら、活動を継続中。noteやNewspicksでの情報発信も行う。

連載の紹介

「医療」ってなんだっけ
地元の兵庫県但馬地域で地域×医療の活動を続ける中で、改めて医療の役割を考えるようになった医学生時代。大学卒業後も同地域で働くことになった筆者が、初期研修や生活の中で学び、医療の役割を考えます。

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