Cadetto.jpのロゴ画像

爪の変色から推測できるあの生活歴の変化

2021/09/22
松浦 宏樹(岡山市立市民病院総合内科)

 1996年に公開された史上最高のB級映画『インデペンデンス・デイ』(私見です)。映画の冒頭では、人類をはるかに凌駕する高度な文明を持つ宇宙人が突如として地球に襲来し、巨大宇宙船によって世界中の大都市は蹂躙され、そのほとんどが廃墟と化しました。ウィル・スミスが演じる主人公スティーブン・ヒラー大尉は宇宙人を迎え撃つため、愛機のF/A-18に乗り込み海兵隊エルトロ基地を飛び立ちますが、圧倒的な兵装差に多くの僚機がなすすべもなく撃墜されてしまいます。そんな中、持ち前の度胸と卓抜した技術で敵円盤との熾烈(しれつ)なドッグファイト(空中戦)を制したヒラー大尉が、激闘後にお守り代わりの葉巻たばこをくゆらすシーンは非常に印象的です。本作では葉巻たばこが重要なシーンの折々に登場し、物語に華を添えます。

 今回ご紹介するClinical Pictureは特定の疾患を示す身体所見ではありませんが、患者さんの生活歴を色濃く反映する「喫煙」に関係した所見です。

著者プロフィール

松浦宏樹(岡山市立市民病院 総合内科)●まつうらひろき氏。2014年広島大学卒。三豊総合病院で研修を受けながら英文誌への掲載100本を目標にClinicalPicture投稿を開始(2018年12月時点で47本掲載済)、2019年より現職。趣味はダニ収集、アイルランド民謡、昭和の歌謡曲。

連載の紹介

撮っておきClinical Picture!
日々の診療の中で「診ているようで診ていない身体所見」や「診断に直結する特徴的な画像所見」を中心にご紹介します。「百聞は一見に如かず」を合言葉に、皆様の明日からの診療に少しだけ役立てば幸いです。

この連載のバックナンバー

この記事を読んでいる人におすすめ