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最も多く人間を死なせる動物がもたらすあの疾患

2021/06/09
松浦 宏樹(岡山市立市民病院総合内科)

 スティーヴン・スピルバーグ監督の出世作であり、パニック映画の金字塔として現在でも根強い人気を誇る『ジョーズ』は、「とある避暑地の海辺で海水浴客を襲う巨大なホオジロザメと3人のハンターの死闘」を描いています。作品中に描かれるホオジロザメは非常に獰猛で多くの人々を殺傷しますが、現実のホオジロザメは空腹でなければ好んで人間を襲うことはありません。一説によると、主食となるアザラシとサーフィンの上でパドリングする人間を混同して襲っていると考えられているそうです。統計の残るオーストラリアでは、1791年から2006年までに668件の死傷事故が報告されており、そのうち191人が死亡しています。意外と少ないですね。

 では、最も多く人間を死に至らしめる動物は何でしょうか? 今回ご紹介するClinical Pictureは、ある動物に関連する感染症についてご紹介します。

著者プロフィール

松浦宏樹(岡山市立市民病院 総合内科)●まつうらひろき氏。2014年広島大学卒。三豊総合病院で研修を受けながら英文誌への掲載100本を目標にClinicalPicture投稿を開始(2018年12月時点で47本掲載済)、2019年より現職。趣味はダニ収集、アイルランド民謡、昭和の歌謡曲。

連載の紹介

撮っておきClinical Picture!
日々の診療の中で「診ているようで診ていない身体所見」や「診断に直結する特徴的な画像所見」を中心にご紹介します。「百聞は一見に如かず」を合言葉に、皆様の明日からの診療に少しだけ役立てば幸いです。

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