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北国からの脳死臓器提供

2012/05/14
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 50歳代男性が自宅で卒倒したという一報。凍結路面の上をドクターカーが患者宅へ急ぐ。男性は顔面蒼白、痙攣状態だった。「痙攣時間が長い」。そう感じた医師はジアゼパム投与後に気管挿管したが、搬送した八戸ERでの検査の結果、救命不能な巨大な脳出血と判明。そしてその夜、患者の自宅から黄色の「臓器提供意思表示カード」が見つかる。

著者プロフィール

今 明秀(八戸市立市民病院院長)●こん あきひで氏。1983年自治医科大学卒業。へき地診療を5年、外科を8年、外傷救急を6年修練。青森県ドクターヘリ スタッフブログ「劇的救命」(http://doctorheli.blog97.fc2.com/)を更新中。

連載の紹介

救急いばら道
八戸市立市民病院の院長であり、救命救急センター所長、臨床研修センター所長でもある今明秀氏が、ドクターヘリやドクターカーを擁する同病院救命救急センターでスタッフと日夜奮闘する様子を、克明にお伝えします。

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