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地域医療研修の洗礼は意外なところに

2017/01/25
金子 敏明(高知医療センター初期研修医2年目)

 地域医療研修で2カ月間(1~2月)、高知県高岡郡梼原(ゆすはら)町にある国保梼原病院に来ています。始めに、梼原町の紹介をちょっとだけ。梼原町は人口3583人(2016年10年1日現在)1)で、町面積の91%を森林が占めています。高齢化率は42.3%(2015年現在)。坂本龍馬が脱藩するために通った道がある町です2)。高知市内は冬でも東京に比べたらだいぶ暖かいのですが、そこから車で1時間半ほど走ると雪景色が広がる梼原町に到着します。

1人検査技師より大変なこと
 張り切って臨んだ初日。いきなり指導医から辞令が下ります。「先生、明日検査技師になって」。どうやら病院のたった1人の検査技師さんが休暇を取るようです。なんとかその日中に操作を覚えて、1日検査技師をやり切ることができました。完全に1人で検査技師役をこなすのかと思っていたらそんなこともなく、以前看護師をしていたというおばあさんに手伝ってもらいました。

著者プロフィール

金子敏明(高知医療センター初期研修医)●かねことしあき氏。茨城県出身。2015年杏林大卒、同年高知医療センター初期研修医。学生時代は山本雄士氏に師事し、医療政策・医療経営を学ぶ。山本雄士ゼミの運営メンバーを務め、現在も山本雄士ゼミアドバイザリースタッフとして関わる。初期研修から高齢化率で日本の10年先を行く高知へ。2015年度から人材育成のためのプラットホーム「RyomaBase」に参画し、2016年度からRyomaBase高知代表を務める。

連載の紹介

大医への道
大学5年時に参加した山本雄士ゼミの合宿をきっかけに、東京の大学を卒業後、高知県に飛び込んだ初期臨床研修医の「大医への道」。行政や政治を見据えたキャリア計画を胸に秘めつつ、日々の研修や生活で学んだことを共有します。

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