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ヒーローは逆境で成長する

2013/10/22

 無我夢中でやってるけど全然伸びた感じがしないしぃ。第一志望の研修病院じゃなかったしぃ。専門科に早く進むプログラムの方がよかったかなあと今でも悩んじゃうしぃ。アカデミックなんだけど経験症例が少ないしぃ。野戦病院で鍛えられるんだけどフィードバックがないしぃ。研究職に就きたいから時間の無駄じゃないかと思うしぃ…。

 臨床研修が始まってからも悩みの種が尽きないあなた、人生、思い通りに行くものと勘違いしていない?

 初期研修があなたの医師生活を決める第一歩になるのは間違いないから、多少の悩みはしょうがない。だけど、そんな中でもその場その場で頑張る人が自他ともに認める仕事人に後々なっていくんだ。(こんなところで手を抜くようでは人生全般に手を抜くようになるとも言えるけど)

 適当、先送り、サボリ、おしゃべり、イライラ、居眠り、完璧主義、説教癖、責任転嫁、依存癖、不安、愚痴、ため息、舌打ち…。悩める研修医につきものに見えるけど、これらは研修を台無しにしてしまうネガティブワード群。ものは考えようだよ。常に
ポジティブ精神で行こう。

著者プロフィール

林 寛之(福井大医学部付属病院総合診療部教授)●はやし ひろゆき氏。1986年自治医科大学卒業。カナダトロント総合病院救急部、福井県立病院ERなどを経て現職。趣味は研修医教育と子育て。「医局員熱烈募集中!」

連載の紹介

愛のハリセン
「Step Beyond Resident」(羊土社)や「研修医当直御法度」(三輪書店)などの著者であり、カリスマ指導医として知られる林寛之氏が、研修医、そして指導医の心構えを説きます。

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