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「いざ投稿!」実際の論文投稿の流れはこうだ

2019/07/16
藤川 達也(三豊総合病院)
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 原稿の校正を終えたら、いよいよ投稿です!

 ではまず、どの雑誌に投稿すべきでしょうか? 総合内科系雑誌に投稿して採用されなければ専門分野の雑誌とするか、もしくはその逆とするか。インパクトファクター(IF)が高い論文誌から順番に、など、様々な考え方があるでしょう。私の場合は、総合内科分野のコアジャーナルに挑戦し、採用されなければ専門分野の雑誌に投稿する、という順番にすることが多いです。ただし、何誌かに挑戦し、最終的にアクセプトされたのがC誌だったとしても、後に「この論文はA誌、B誌にリジェクトされた末にC誌に採用されました」と公言することはあまりしないようにしています。C誌に採用されることを目指して頑張っている投稿者に失礼ですし、C誌関係の医師(Editorial board member)が日本にいないとも限りませんからね。

 実際の投稿は、最近ほとんどがオンライン投稿であり、どの雑誌もよく似た手順で投稿できます。多くの雑誌はClarivate Analytics社のScholarOne Manuscriptsという投稿システムを利用しています。今回は、Canadian Medical Association JournalCMAJ)の投稿画面を参考に説明します。

著者プロフィール

藤川達也(三豊総合病院[香川県観音寺市]総合診療内科部長)●ふじかわたつや氏。1998年岡山大卒。岡山大学大学院、米国ハーバード医科大附属ベスイスラエルデーコネス病院リサーチフェロー、市立備前病院、清恵会病院などを経て現職。研修医指導責任者。「アカデミック活動の充実した市中病院」を目標に、研修医と共に診療した症例をクリニカルイメージ論文として投稿している。

連載の紹介

市中病院からトップジャーナルを狙おう!
医学英語論文はサブスペシャリティーを極めた者、最先端の治療に携わる者だけに書く機会があるのではない! ごく一般的な市中病院に勤務しコモンな疾患を診療していても、クリニカルイメージなら必ず執筆の機会は訪れる、それも頻回に! 市中病院からトップジャーナルに効率よく論文投稿、掲載されるコツを実例を交えて伝授する。

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