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災害が起きたらどうする?(2)
災害被災者・支援者の心を守るには?

2020/07/31
花木奈央(大阪大学公衆衛生学教室)

 災害は突然発生し、誰でも被災者となる可能性があります。災害時には、前回ご紹介したように、DMATをはじめ様々な医療チームが活動します。大災害となれば、一般の医療機関でも被災者を診療することがあるでしょうし、スタッフやボランティアとして、支援活動に参加することがあるかもしれません。負傷者が発生した災害や事故の現場に居合わせることもあるでしょう。大切な人を亡くしたばかりの人に、医療者として関わることになる可能性もあります。

 こうしたことを踏まえ、災害時には深刻な精神的苦痛やストレスを抱える人に対してどのような行動を取るべきか、心構えを知っておく必要があります。今回は、被災者・支援者双方における災害時の心理状態と心のケアについて学びましょう。

著者プロフィール

EM Alliance●ER救急医の集まりとして2009年に発足。Web上での教育コンテンツの配信やメーリングリストでの情報交換、年2回のmeetingを 主な活動として、日本の救急医療や研修医の教育、研究活動に貢献することを目的としています。

連載の紹介

EM Allianceの「知っ得、納得! ER Tips」
若手医師が知っておくと役立つ救急診療のコツを紹介するコラム。EM Allianceに所属するER医たちが、日頃の診療を行う上で実践しているちょっとした工夫やコツなどを紹介していきます。

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