Cadetto.jpのロゴ画像

明日からできる! エコーで肋骨骨折を診断

2018/11/01
森祐樹(横須賀米海軍病院)
明日からできる! エコーで肋骨骨折を診断の画像

 受傷機転や身体所見から肋骨骨折を疑って、X線画像を撮ってみたものの、はっきりした骨折はなさそう。それでも肋骨に一致した圧痛は明らか。医師は「レントゲンで見る限りは明らかな骨折はなさそうですが、写真に写らないこともあるので、骨折している可能性もあります」と煮え切らない説明を繰り返し、患者さんもご家族も釈然としない顔で帰っていく……。

 自分自身の研修医時代を振り返ってみると、このような場面が非常に多かったのを覚えています。

 もちろん、感度・特異度が100%の検査はないので、「肋骨骨折の診断は臨床診断である」という原則に変わりはないのですが、肋骨骨折の診断にエコーを使えるだけで正診率がグッと上がります。

 今回は、肋骨骨折のエコーについて、ちょっとしたコツも交えてご紹介したいと思います。

著者プロフィール

EM Alliance●ER救急医の集まりとして2009年に発足。Web上での教育コンテンツの配信やメーリングリストでの情報交換、年2回のmeetingを 主な活動として、日本の救急医療や研修医の教育、研究活動に貢献することを目的としています。

連載の紹介

EM Allianceの「知っ得、納得! ER Tips」
若手医師が知っておくと役立つ救急診療のコツを紹介するコラム。EM Allianceに所属するER医たちが、日頃の診療を行う上で実践しているちょっとした工夫やコツなどを紹介していきます。

この連載のバックナンバー

この記事を読んでいる人におすすめ