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師匠と思える先生に出会い、医師としてのスピリットを学ぶ
兵庫医科大学脳神経外科主任教授 吉村紳一

2013/12/16
高島三幸=フリーランスライター

吉村紳一先生
Shinichi Yoshimura
兵庫医科大学脳神経外科主任教授●1989年岐阜大卒。国立循環器病センター、ハーバード大学マサチューセッツ総合病院脳卒中研究室、岐阜大学大学院医学系研究科臨床教授などを経て、今年9月から現職。

 岐阜大学医学部に入学し、命に関わる病を治したいという思いから、脳神経外科か心臓外科か進路を迷っていました。決め手になったのは、私が所属していたテニス部顧問の故・山田弘先生です。脳神経外科医の山田先生は、人を大切にするとても優しいお人柄で、皆の“親父さん”のような存在。脳神経外科は厳しくストイックというイメージを持っていましたが、山田先生が中心となる医局はとても明るくいい雰囲気でした。彼の下でなら私も頑張れるかもしれないと思い、脳神経外科医の道に進みました。

 山田先生の座右の銘は、「和を以て貴しとなす」。技術や知識以前に、医師や看護師、患者が1つのチームとなって調和することが大事だということ。医師としての私の原点になっています。

 そんな山田先生に、国立循環器病センターの脳神経外科で研修する機会をいただき、米川泰弘先生(現チューリッヒ大学名誉教授)の下でレジデントとして働きました。

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