日経メディカルのロゴ画像

2年ぶりの日本…驚きの日々です

2010/09/24
吉田穂波

これは大変便利!アメリカに輸出したい!優れものです

 8月末、家族で日本に戻ってきました。日本で暮らすのは2年振りです。今回は医療にはあまり関係がない話題になってしまいますが、たった2年の間にすっかり浦島太郎状態になってしまった私が、日々感じている驚きの連続について書きたいと思います。

 まず気付いたのはトイレの違い。便座のサイズが小さい!そして多くに温水洗浄便座がついています。アメリカでは、手洗い場には必ずペーパータオルが設置されていましたが、日本では乾燥機(エアータオル)やハンカチ持参が主流なんですね。

 ハーバード医学部エリアでは、乾燥機やハンカチの方が衛生上良くないという観念が徹底しており、保育園はもとより、大学、病院、どこでもペーパータオルでした。もっとも、これは、どちらが良いとか悪いとかではなく、アメリカが使い捨ての消費社会であることが関係しているようにも思います。

 そして日本では公共の場にゴミ箱をあまり見かけません。駅などではよく、ちょっとしたごみやティッシュペーパーなどを持ったまま、うろうろしてしまいます。ごみ箱を管理するコストの問題、あるいは地下鉄サリン事件などを背景とした防犯上の理由からでしょうか。

 ボストンの道では50メートルほどの間隔で、大きくて重い鉄製のごみ箱が置いてありました。消費大国のアメリカでは、どんなお店に入ってもディスポーザブルのコップやプラスチックトレイが山のように出てきますから、そのせいかもしれません。

若い男性の顔に異変?
 若い男性が眉を剃っている!これにはかなり驚きました。少なくともボストンでは、男性が顔に手を入れているのをあまり見たことがありません。日本の若い男性は、アメリカの若い男性よりもおしゃれな格好をしている人が多いと思いますが、眉を剃った男性がアメリカに行った場合、どう見られるのでしょうか?想像がつきません。どなたか、海外に留学されていた方のご意見をお聞きしたいところです。

 スーツ姿の男性が3月にJapan Trip(JT)で訪問した当時より減っているのは単純に暑いからでしょうね。JTで日本を訪れたハーバードの同級生たちが、日本人が皆そろってネクタイをしているのに驚いていたことを思い出しました。

著者プロフィール

吉田穂波(ハーバード公衆衛生大学院リサーチフェロー)●よしだ ほなみ氏。1998年三重大卒後、聖路加国際病院産婦人科レジデント。01年名古屋大学大学院。ドイツ、英国、日本での医療機関勤務などを経て、08年ハーバード公衆衛生大学院。10年より現職。

連載の紹介

吉田穂波の「子育てしながらハーバード留学!」
米国ハーバード公衆衛生大学院で疫学の研究に従事する吉田穂波氏が、日米を往き来しながらの研究生活、子育て、臨床現場への思いなどを、女性医師として、産婦人科医として、4人の子の母親として、肌で感じたままにつづります。

この記事を読んでいる人におすすめ