ハーバード公衆衛生大学院(HSPH)の授業で特に印象に残った1つが、Cost effectivenessに関するものです。どの治療法がCost effectiveness(コスト効果)をより向上でき、どれだけ患者のQOLに貢献するのかを吟味する、という内容でした。
Decision Analysis for Health and Medical Practicesというタイトルのこの授業は必修科目の一つで、医療現場で治療法や検査法を決める際の意思決定(Decision making)のスキルを学びます。
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著者プロフィール
吉田穂波(ハーバード公衆衛生大学院リサーチフェロー)●よしだ ほなみ氏。1998年三重大卒後、聖路加国際病院産婦人科レジデント。01年名古屋大学大学院。ドイツ、英国、日本での医療機関勤務などを経て、08年ハーバード公衆衛生大学院。10年より現職。

連載の紹介
吉田穂波の「子育てしながらハーバード留学!」
米国ハーバード公衆衛生大学院で疫学の研究に従事する吉田穂波氏が、日米を往き来しながらの研究生活、子育て、臨床現場への思いなどを、女性医師として、産婦人科医として、4人の子の母親として、肌で感じたままにつづります。
この連載のバックナンバー
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2012/04/18
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2011/07/21
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2011/05/02
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2011/04/21