
“卒業旅行”で訪れたのはプロビンスタウン。塔から見下ろした風景。
6月5日に卒業式を無事終え、HSPHでの全てのカリキュラムが終了した。これからは帰国に向けての準備で忙しくなるが、その前に1泊2日ではあるが、人生初の“卒業旅行”に行ってきた。
自分が卒業した当時は現在の研修医システムとはやや異なり、3月の医師国家試験が終わってすぐに卒業式で、国試の合格発表が4月の中~下旬、仕事は5月のゴールデンウイークから始まっていたように記憶している。だから、医学部を卒業して約1カ月は休みとなり、同級生のほとんどは海外に卒業旅行に出かけていった。おそらくは医者にとって、この休みは人生最長の休みになるのだろうと思っていた。