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日本人へのありがたきコメント

2008/05/08

ディナークルーズはJTの話で盛り上がった。

 4月26日(土)、Japan Trip(JT、詳細は以前のブログ参照)の参加者であるケリー、グレイス、テレサ、セリンが中心となって、我われ日本人オーガナイザーへの感謝パーティーが開催された。

 パーティー会場は船の上、つまりディナークルーズだった。JTでも初日のウェルカムパーティーは屋形船だったが、そのお返しという意味だったのかもしれない。

 午後6時に埠頭に集合し、夕方のボストン湾へのクルーズが始まった。参加者は30人程度のプライベートディナークルーズで、ボストンの地ビール“サミュエル・アダムス”で乾杯だった。

 「本当に楽しい旅だった」「生涯忘れることのない体験」「日本が恋しい」「友人と旅行先でもsakeを飲んだが、やっぱり日本で味わったのが一番。熱燗より冷やがいい」「あれから日本食が恋しくなって食材を買ってきている」―などなど。開口一番、皆がJTの感想を話してくれた。

 参加者たちはJTを本当に楽しんでくれたようだ。ディナークルーズを主催してくれた一人、グレイスはウガンダ出身でハーバードに勉強に来ている。最近グリーンカードを取得したそうで、アメリカのパスポートで初めて旅行したのが日本で、アメリカのパスポートに押すスタンプの第一号が日本入国のスタンプになったことを心から喜んでいた。

 もちろん、自分も海外からの参加者と一緒に日本を旅して、多くのことを学ばせてもらった。以前のブログでも夜遅くまでのスーツ姿が不思議がられたことを紹介したが、マスクの人の多さ、自動販売機の多さ、缶コーヒーが予想外に美味しく人気があったことなど、彼らと一緒に日本を回らなかったら、感じることができなかっただろう。貴重な体験をさせてもらった。

 心に残るコメントがあった。「日本のどこが一番良かった?」と聞いたところ、「歴史を感じさせる建物、街並み、食事は気に入ったが、やはり『日本人の優しさ・温かさ』だ」と言われた。ものではなく人が、彼らに「もう一度日本に行きたい」と思わせているのだ。さらに詳しく聞いても具体的な答えは返ってこなかったが、表現するのは難しいが何ともいえないものを感じてくれたそうである。

著者プロフィール

内山 伸(ハーバード公衆衛生大学院生)●うちやま のぼる氏。1999年佐賀医大(現佐賀大学)卒後、1999〜2001年聖路加国際病院内科レジデント、2001年同チーフレジデント、2002年同病院呼吸器内科。2007年7月留学。

連載の紹介

内山 伸の「ハーバード留学日記」
2007年7月から1年間、米国ハーバード公衆衛生大学院(Harvard School of Public Health)に留学した内山氏。日々の授業の内容や米国の医療事情、ボストンでの生活を紹介します。

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