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スーパーローテーションは全ての研修医に経験させるべき?

2008/02/27

 先日、ボストンで研究や勉強をしている日本人が集まる勉強会が開催された。医者に限らず、エンジニア、ハーバード大学の講師、MBA取得を目指している人、学生など、いろいろな人が参加し、それぞれの研究や活動内容の発表を月1回行っている会だ。

 各会の発表者は2人で、今回は自分も発表させてもらった。ちなみに、もう1人の発表者のテーマは「経済発展・貧困解消のための金融」。医療に限らず幅広いトピックが披露されることも、この会の特徴だ。

 自分は4年前に導入された日本の新臨床研修システムと研修医教育について、話をさせてもらった。次世代の医療者の育成を考える場合、研修医教育はとても重要と自分は考えている。“業は盗んで学べ”という時代も以前はあったかと思うが、何を学ぶか、そのポイントを教えてあげることは欠かせないだろう。同時に、教育する方も自らの勉強が欠かせないため、結果的には研修を通じてお互いがスキルアップできると考えている。

 懇親会では多くの方から、「すべての研修医にスーパーローテーションを経験させるべきか?」という質問が寄せられた。もちろん自分も、この問いに対する適切な回答を持っているわけではなく、回答を教えてもらいたいくらいである。

著者プロフィール

内山 伸(ハーバード公衆衛生大学院生)●うちやま のぼる氏。1999年佐賀医大(現佐賀大学)卒後、1999〜2001年聖路加国際病院内科レジデント、2001年同チーフレジデント、2002年同病院呼吸器内科。2007年7月留学。

連載の紹介

内山 伸の「ハーバード留学日記」
2007年7月から1年間、米国ハーバード公衆衛生大学院(Harvard School of Public Health)に留学した内山氏。日々の授業の内容や米国の医療事情、ボストンでの生活を紹介します。

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