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確かに資金は不安だが…

2008/02/13

 聖路加病院では、研修2年目を終わった時点でベストレジデントが選ばれ、約1カ月の海外研修というご褒美が与えられる。先週、昨年のベストレジデントに輝いた先生がボストンを訪ねてきた。NYの病院、ボストンのBrigham and Women's Hospitalを見学し、メディカルエリアのほかの施設の先生にも会って、これからボルチモアに向かうとのことである。多くの人がボストンを訪れてくれるのはうれしい限りである。

 留学していると多くの質問を受ける。その中で比較的多く聞かれるのが「留学資金はどうしているのか?」という質問である。彼からも、“軍資金“について質問された。

 確かに留学資金の調達は大問題である。多くの人はどこかしらの奨学金をもらって来ているが、まるっきり自費で留学している人もいる。自分の場合は幸い奨学金を頂くことができた。もちろん留学資金の全てをカバーしてくれるものではないが、あるとないとでは雲泥の差で、とても助かっている。

 大学院のホームページには授業料のほか、生活費なども含めての必要経費が大まかに示されているが、住む場所や家族構成によって額は当然異なる。奨学金でカバーできない支出には相当の覚悟が必要である。

著者プロフィール

内山 伸(ハーバード公衆衛生大学院生)●うちやま のぼる氏。1999年佐賀医大(現佐賀大学)卒後、1999〜2001年聖路加国際病院内科レジデント、2001年同チーフレジデント、2002年同病院呼吸器内科。2007年7月留学。

連載の紹介

内山 伸の「ハーバード留学日記」
2007年7月から1年間、米国ハーバード公衆衛生大学院(Harvard School of Public Health)に留学した内山氏。日々の授業の内容や米国の医療事情、ボストンでの生活を紹介します。

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