今回は、東京医大の再生委員会について書きたいと思います。実は、9月9日に立ち上がったこの委員会には、私にも参加してほしいとの連絡がありました。一度は前向きに検討したのですが、理事長の田中慶司氏と話をし、再生委員会が大学見直しの基本方針だけではなく、組織改革案、人事案も策定できないことが分かり、「これでは大学を再生できない」と感じ、私は委員を辞退させていただきました。
新規に会員登録する
会員登録すると、記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。
著者プロフィール
土屋了介(癌研究所顧問)●つちや りょうすけ氏 1970年慶応義塾大学医学部卒。慶応病院外科、国立がんセンター病院外科を経て、2010年3月まで国立がんセンター中央病院院長。 同年4月より現職。

連載の紹介
土屋了介の「すべて話そう」
医学教育や医療提供体制などに造詣が深く、超党派による「医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟」では医療顧問も務めるなど、政治とのパイプも太い土屋氏が、日本医療の将来に向けた私論を展開します
この連載のバックナンバー
-
2010/10/12
-
2010/06/25
-
2010/06/03
-
2010/03/11
-
2010/02/05