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抗うつ剤の副作用が主題か?と思いきや…
精神科の難しさを描いたサスペンス『サイド・エフェクト』(2013年)

2014/11/07
冨田和巳
精神科の難しさを描いたサスペンス『サイド・エフェクト』(2013年)の画像

 『サイド・エフェクト(side effects)』。文字通り「副作用」という題名で、何かと問題が多いSSRI(SNRI)を扱っているとなると、医師(特に精神科医)なら見たくなる、あるいは見なければならないと感じる映画であろう。本作は、前半では純粋に副作用を扱い、ところどころ会話から医師と製薬会社の「生臭い」結びつきも推測される。

著者プロフィール

冨田和巳氏(こども心身医療研究所所長/大阪総合保育大学児童保育学部教授)●とみたかずみ氏。1967年和歌山県立医大卒。小学生の頃から映画を観つづけ、映画鑑賞が最大の趣味。『小児心身医学の臨床』(診断と治療社)、『小児心療内科読本』(医学書院)などでも映画を扱ったコラムを執筆した。

連載の紹介

冨田和巳の「映画で考える医療と社会」
今や、DVDや映画専用チャンネルなど、映画は自宅で簡単に鑑賞できる時代です。これまで映画館に行く時間がとれなかった映画好きの医師に向けて、医療・医師を中心とした作品を紹介します。映画評論家風のコメントではなく、臨床医の立場から、映画を通して見た医療と社会について意見/異見を綴ります。

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