日経メディカルのロゴ画像

オードリー・ヘップバーンの理知的な美貌が主人公にマッチ
アフリカの奥地で働く医師を助ける看護尼僧の決断『尼僧物語』(1959年)

2014/06/13

 映画の黄金時代、まさに綺羅星(Star)のごとく、多くの魅力あふれる女優(優れた女性)が外国にも日本にもいた。私など見る映画、見る映画、主人公の美女に惚れ続けたので、彼女らは今も輝く星である。時に自分が年をとったのにも関わらず、年老いたかつての美女が最近の映画に出たのを見るとがっくりくるのは、昔の銀幕の星を胸にとどめておきたいからである。かつての名俳優が紙おむつのCMに夫婦で出てくると、いずれ自分も厄介にならなければならない物であっても、「止めて!」と叫びたくなる。どうか「優」れたままでいて欲しかった!「凡」人になっては困るのである。

著者プロフィール

冨田和巳氏(こども心身医療研究所所長/大阪総合保育大学児童保育学部教授)●とみたかずみ氏。1967年和歌山県立医大卒。小学生の頃から映画を観つづけ、映画鑑賞が最大の趣味。『小児心身医学の臨床』(診断と治療社)、『小児心療内科読本』(医学書院)などでも映画を扱ったコラムを執筆した。

連載の紹介

冨田和巳の「映画で考える医療と社会」
今や、DVDや映画専用チャンネルなど、映画は自宅で簡単に鑑賞できる時代です。これまで映画館に行く時間がとれなかった映画好きの医師に向けて、医療・医師を中心とした作品を紹介します。映画評論家風のコメントではなく、臨床医の立場から、映画を通して見た医療と社会について意見/異見を綴ります。

この記事を読んでいる人におすすめ