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親愛なる「偽」医者へ
偽医師による医療問題を真面目に提起『ディア・ドクター』(2009年)

2014/03/13

 よくできた映画であるが、題名のカタカナは気に入らない。カタカナ大好き欧米かぶれの日本人は昔からいたが、この数十年は急増した。最近は少し下火になったが、髪まで金髪茶髪にしたがり、洋画の題名は原題そのままのカタカナ表記がほとんどになってしまった結果、英語の苦手な私には意味の分からないものが多くなった。洋画配給会社の宣伝部員が「意味の分からない題名の方がはやるんです」と言っているのを聞き、「驚き桃の木、山椒の木!」。

著者プロフィール

冨田和巳氏(こども心身医療研究所所長/大阪総合保育大学児童保育学部教授)●とみたかずみ氏。1967年和歌山県立医大卒。小学生の頃から映画を観つづけ、映画鑑賞が最大の趣味。『小児心身医学の臨床』(診断と治療社)、『小児心療内科読本』(医学書院)などでも映画を扱ったコラムを執筆した。

連載の紹介

冨田和巳の「映画で考える医療と社会」
今や、DVDや映画専用チャンネルなど、映画は自宅で簡単に鑑賞できる時代です。これまで映画館に行く時間がとれなかった映画好きの医師に向けて、医療・医師を中心とした作品を紹介します。映画評論家風のコメントではなく、臨床医の立場から、映画を通して見た医療と社会について意見/異見を綴ります。

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